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北浦和のスポーツ整体。ゴルジ腱器官。

2021/05/31
北浦和のスポーツ整体。ゴルジ腱器官。

ゴルジ腱器官の反射とは、筋腱に持続的な伸張が加わるとその筋の収縮を抑制する反射です。Ib抑制や自原反射とも呼ばれます。

 

まず、筋腱が伸張されると筋腱移行部にある受容器(ゴルジ腱器官)が活動して、求心性の感覚ニューロン(Ib感覚ニューロン)、脊髄の抑制性介在ニューロンの順に興奮が伝わります。

 

次に抑制性介在ニューロンが遠心性の運動ニューロン(α運動ニューロン)を抑制し、その筋の活動を妨げます。その一方で拮抗筋には運動ニューロンを興奮させるような反射が起こり、筋活動が促進されます。

 

ゴルジ腱器官の反射には受容器としてゴルジ腱器官、神経伝導路としてIb感覚ニューロン、抑制性脊髄介在ニューロン、およびα運動ニューロンとが関わります。

 

ゴルジ腱器官…筋腱移行部に分布しており、多数のコラーゲン繊維がIb神経線維がIb神経線維の軸索を巻き込むような構造をしています。筋が引き伸ばされるとコラーゲン繊維が軸索を挟み込むように刺激して、Ib神経線維に情報を送り、筋腱の伸張によって活動します。

 

Ib感覚ニューロン…直径12~20µm、伝達速度70~120m/secの有髄神経線維を持つ神経細胞です。主にゴルジ腱器官につながって、ゴルジ腱器官の活動を脊髄へ伝える役割を持っています。

 

抑制性脊髄介在ニューロン…脊髄内の神経細胞で、その次につながるニューロンを抑制(活動しにくく)します。この反射では経路の2つ目のニューロンで、α運動ニューロンへつながりその活動を抑制します。脳からの下行性経路とのつながりもあります。

 

α運動ニューロン…直径12~20µm、伝達速度70~120m/secの有髄神経線維を持つ神経細胞です。脊髄前角に密集して分布しており、他方からの情報を筋へ伝える役割を持ちます。

 

ゴルジ腱器官の反射は、「安静時には筋活動を抑制(Ib抑制)」 しますが、「歩行時には筋の活動を増加」 させます。これを、その人の状態に依存してその活動を変化させることから、状態依存反射反転と呼びます。

 

運動時には脳からの指令が脊髄を下ってきます。状態依存反射反転は、脳から下降する一部の線維が脊髄の抑制性介在ニューロンとつながっていて、α運動ニューロンの抑制を抑制(脱抑制)することで起こると考えられています。

 

この反射は、筋腱の過剰な伸張による筋腱の断裂を防ぐ目的があると言われています。一方で、動作時には状態依存性反射反転が起こるため、この作用はあくまで安静時に顕著に起こります。

 

人は脳からの指令だけで動いているわけではなく、数ある反射によって運動を円滑に行っています。一方で反射は脳からの指令で制御されているとも言えます。ゴルジ腱器官の反射も脳からの影響を強く受ける反射の一つです。この反射は静的ストレッチングのメカニズムとして考えられているものです。

 

動作時に反射反転が起こることを考えると、静的ストレッチの難しさが分かってきます。

 

北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。