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北浦和の整体。白露。

2020/09/07
北浦和の整体。白露。

今日9月7日は二十四節気の15番目、”白露”。残暑厳しくとも、ようやく感じる朝夕の涼しさに、秋めいてきたと実感できる今日このごろ。太陽は黄径165度の点を通過し、季節は夏から秋へ、陽から陰へ。空気中の水蒸気が夜気で冷えた草木に触れることで露となり、白くきらめく様子から ”白露” との名がつけられたとのこと。

 

朝の白んだ空気の中、野山や里、川辺を散歩すると、秋の草花や稲の穂がまとった露が、朝日にキラキラときらめく美しい情景に遭遇することがあります。野原一面を覆う白銀のヴェールのような美しさに誘われ、一歩踏み込むと降りかかる露の名は ”露時雨(つゆしぐれ)”。昼夜の寒暖差に時折すっと肌寒さを感じる中、秋は刻々と深まってゆきます。

 

このころはまた、秋の長雨というように雨天も多く、スッキリと晴れない日も多いのですが、ひとたび晴れ渡った日の空は青く澄み切ってどこまでも高く、秋の季語にもなっている鱗雲や鰯雲が現れます。

 

花見に雪見、蓮見、虫聞き、そしてそろそろ月見のシーズンが到来します。貴人や文人たちのほか庶民までもが、古くから四季折々の自然を愛で遊ぶという風流を楽しんできたのも、日本ならではの伝統的な文化と呼んでいいかもしれません。

 

今年の中秋の名月は10月1日。古くは平安時代から十五夜の月を愛でる習慣があり、特に江戸時代は庶民の間でお月見が盛んに行われたとか。吉原が賑わい、隅田川に舟を浮かべるなど、各所に大勢の人々が月見に集い、江戸のあちらこちらの八幡宮では、月見を兼ねた祭礼も行われていたようです。

 

秋雨に浄化された秋の空は、いっそう澄み渡り、ちょうど見上げるのに程よい高さに昇る月の姿は眩くクッキリと。明るい星も比較的少ないこともあり、銀白色の月の光は煌々と冴え、眺める者の心を魅了し幻惑します。

 

さて、中国宣明暦の七十二候。末候の ”羣鳥養羞”。「羣」は「群」の異字で、「群れ」「集団」を表します。「養羞」は「羞を養う」と読み下します。「羞」とは「羞恥」「含羞」などの熟語でおなじみの通り、一般的には「恥じらう」とか「恥」の意味ですが、「美味しいもの、ご馳走を勧める」という意味もあります。「羞」という文字の成り立ちは、羊肉を手で揉んで(肉繊維を断って)柔らかく美味しくしている様子を表したものです。

 

つまり「羞を養う」とは、美味しいものを食べて養生する、という意味で、「羣鳥養羞」とは冬に備え、鳥の群れが秋の豊かな実りを摂取して栄養を貯めることを表しています。転じて人間にも同じことが言えます。

 

中国では、白露の頃に摘まれた茶を ”白露茶” として珍重します。春の若い茶葉のような泡立ちも、夏の茶葉のような苦味もなく、爽やかで甘みとコクがあり、特に老人に人気が高い味だとされます。この時期、晴れの日が多くなり呼吸器が乾燥しがちなため、白露茶を飲み喉を潤すとよい、ともされています。

 

美味しいものも増えてくるこれからの時期。夏の疲れを癒しつつ、鳥に倣って「羞を養う」といきましょう。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、スポーツに取り組んでいる方にも効果的なメンテナンス・施術を行なっていきます。