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北浦和の整体。脊柱管。

2020/07/22
北浦和の整体。脊柱管。

脊柱管とは、脊椎の椎孔が連なってできた細長い空間を言います。上部は大孔(大後頭孔)を通って頭蓋内に続き、下部は仙骨の中で閉じています。脊柱管の内容物で最も重要なのは、脊髄であり、その周りの構造は脊髄を守るためのものと考えることができます。

 

脊柱管の構造は、その水平断面を考えるとわかりやすいと思います。椎骨を中ほどの高さで切ったとき、脊柱管の断面は正中に円く現れます。これはすなわち切られた椎骨の椎孔の断面でもあります。その後方には棘突起、両外側には横突起、前方には椎体があります。

 

脊柱管の体積のうち大部分は脊髄が占めています。脊柱管の断面を円とみなしたとき、中心のところにあるのが脊髄で、その周りでは中心に近いほうから順に軟膜、クモ膜下腔、クモ膜、硬膜、内椎骨
叢静脈叢を入れた結合組織、椎骨の骨膜が層を成して脊髄を取り囲んでいます。骨膜は椎骨と密着しているので、脊柱管を内張りするような形になります。

 

人間の身体の組織はどこから出来上がるのか、さかのぼっていくと発生学という分野にたどり着きます。精子と卵子の受精から、受精卵の分割、そこから子宮内膜に着床して少しずつ人間になっていく過程を学ぶ学問です。

 

ひとつの受精卵が、約37兆個とも言われる細胞になり、その細胞の種類は200を超えます。共通の機能を持つ細胞の集まりが組織となり、いくつかの機能を持つ組織が集まって器官を構成するようになります。

 

その発生の最初に現れるのが神経管と呼ばれる管です。はじめは平らに並んでいた神経板がまるでヒダを寄せるように筒を形成し、そこを中心として様々な細胞が分化していきます。”人は管である” とよく言われますが、口から肛門までの管(消化管)以外にも、脊髄を取り囲む脊柱管から、血管、気管など、たくさんの管の切り口が見えてきます。

 

脊柱管はその中でも、硬膜に包まれた硬い管の中に液体が満たされた、不思議な管です。その断面は、羊水に包まれた胎児を思い起こさせます。

 

わたしたちの身体が神経管を基盤に発生し、その傍らに形づくられる脊髄を包み守るような形で形成されていく様子を想像すると、脊柱を中心にした姿勢についても、発生学的な視点を盛り込んで考えられるようになりたいと思わされます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、体の構造や機能に関する説明や効果的な運動などもお教えしながら、ボディケアを行なっていきます。