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北浦和の整体。VDT作業。

2020/02/14
北浦和の整体。VDT作業。

”眼精疲労” の原因のひとつにコンピュータ作業があります。コンピュータなど端末装置の画面を ”Visual Display Terminal (VDT)” と言い、コンピュータ作業を ”VDT作業” と呼びます。VDT作業の特徴は、近い距離の画面を長時間見続けることにあります。

 

①近い距離の画面を注視するときは、眼内筋である ”毛様体” が収縮します。VDT作業を長時間続けると、毛様体が収縮・緊張したままの状態となって急に弛緩できなくなってしまいます。すると遠くが見えにくくなります。このような近視化現象を ”調節緊張” と言います。

 

②水晶体が長時間厚みを増し、眼圧が上昇します。

 

③長時間画面を ”注視” すると、瞬目(瞬間的に目を閉じる)回数が極端に減少します。普通、ヒトは3~4秒ごとに1回瞬目しますが、VDT作業中は10数秒間も瞬目しないことがあります。人間の角膜には血管がないので、角膜の細胞に必要な酸素や栄養分は角膜上の涙から直接供給されます。そのため、角膜の上に十分な涙がないと角膜は酸素欠乏に陥ります。涙は瞬目によって角膜上に供給されるので、瞬目の回数が減るVDT作業では角膜が乾燥して酸欠を起こしやすくなります。

 

特に、視力矯正でソフトコンタクトレンズを使用している人では切実な問題となります。角膜の上に浮いている直径が直径が小さなハードコンタクトと違い、ソフトコンタクトの直径は大きく、角膜全体を覆うので、瞬目時の涙の交換率は著しく低下します。その結果、ソフトコンタクトでDVT作業をした場合、瞬目の減少と涙の交換率の低下の2つの理由で、角膜が酸素欠乏に陥る可能性が高くなります。

 

角膜が酸欠になると、角膜を助けようと ”白目” の血管が充血して ”赤い目” になります。”赤い目” は角膜の酸欠を意味する場合が多いのです。対策として、コンタクトレンズではなくて、近くを見やすく調整したメガネでVDT作業をすることが勧められます。

 

また、なかには赤くなった目に対して血管収縮剤が入った市販の点眼薬を使う人がいます。確かに目の充血は除去できるのですが、充血のメカニズムを考えると、”白目” の血管を収縮させることは酸欠で弱った角膜をさらに痛めつけることになるので、絶対にやめるべきです。

 

④画面をのぞき込むような姿勢(首を突き出す姿勢)を長時間続けると、首の痛みや肩こり、ときには頭痛を生じます。パソコン台や椅子の高さ、画面の位置が関係するので、これらを調整します。

 

VDT作業による障害は、今や社会問題になっています。特に乾燥や近視化など、眼の障害が大きな問題です。厚生労働省による ”VDT作業指針” で作業時間や作業台などについて細かい指針が示されていますが、実際にはなかなか守られていないようです。多くのスポーツ愛好者もVDT作業をしています。スポーツに大切な ”目” を守るためにも、”VDT作業指針” の意味を十分に理解するべきだと思います。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、パソコン作業で眼に疲れを感じている方にも、効果的なメンテナンス・施術を行なっていきます。