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北浦和の整体。睡眠とトレーニング。

2020/02/05
北浦和の整体。睡眠とトレーニング。

運動・栄養・休養は、心身の健康の保持増進はもとより、人々の生活の質の向上や健康寿命を伸ばすうえで重要な三大要素と言われています。これらの3つの要素は、アスリートの競技力向上や試合・大会に向けてのコンディション調整においても重要な役割を果たします。

 

運動と栄養に関しては、どのようなトレーニングが効果的か、どのような栄養素を摂取するとよいか、など、今まで多くの研究が行なわれてきました。一方、どのように休むのかという休養の科学的な考え方について、データに基づく研究がされるようになったのは比較的最近のことです。

 

休養を考えるうえで最も重要なのは ”睡眠” です。睡眠は、ヒトの人生の約1/3もの時間を占め、日中に蓄積した精神的・身体的疲労の解消や獲得した宣言的・手続き記憶の定着など、多岐にわたる役割を果たします。

 

睡眠は、すべての人にとって重要な生理現象ですが、日頃から激しいトレーニングを積み、自らの限界に挑戦し続けるアスリートにとっては、特に重要な意味をもちます。また、運動と栄養の効果を発揮するうえでも、睡眠はその基盤を成す位置づけとなります。

 

したがって、アスリートや運動実践者、また指導者は、一般に知られている睡眠に関する知識に加え、トレーニングと睡眠がどのような相互関係にあるのかを把握しておくことが必要です。

 

高強度かつ高頻度のトレーニングを行なうアスリートは、疲労を回復させるためにより長時間の睡眠を確保する必要があります。アスリートは心身共に健康であり逞しいイメージがあるかもしれませんが、大会前のプレッシャーなどの心理的要因、また移動の多さに起因する環境的要因により、総じて睡眠に問題をもつ割合が高くなってきます。

 

アスリートが抱える睡眠障害は、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、睡眠関連運動障害、概日リズム障害など、多岐にわたります。慢性的な睡眠の不調は、競技パフォーマンスに影響を及ぼすだけでなく、うつ病や摂食障害、パニック障害などの疾患につながり得るため、早期の睡眠専門医への受診が必要です。専門的な治療により睡眠障害を改善すれば、競技パフォーマンスも向上することが科学的にも証明されています。また、中高年のアスリートを対象とした調査では、睡眠時間と負傷率の間に関連があることも報告されています。

 

これらのことから、睡眠はアスリートにとって何より優先すべき行動であるとの認識が必要であると言えます。

 

日中に運動やトレーニングをした日の夜は、寝つきが早く、ぐっすり眠れることは、誰もが経験していることです。研究によると、運動後は、寝つくまでの時間が短縮し、深いノンレム睡眠の増加、レム睡眠の減少、総睡眠時間の延長が見られます。このような睡眠の変化は、運動により生じた疲労や組織の損傷を回復させるために、質の高い(より長くより深い)睡眠が生理的に生じたものと考えられます。実際に、深いノンレム睡眠のときに成長ホルモンが分泌されます。

 

1回の激しい運動よりも、習慣的な運動により、睡眠の質が安定して向上することも分かっており、睡眠の質を改善する点からも継続的な運動が好ましいと言えます。

 

前日の睡眠の状況が翌日の運動パフォーマンスに影響を及ぼすことも知られています。睡眠不足の状態だと本来の運動パフォーマンスが発揮できず、また疲労がなかなか回復しないことは経験的にも明らかです。睡眠不足は持久運動能力や認知判断能力を低下させますが、短時間のパワー発揮能力にはそれほど影響を及ぼさない可能性も分かっています。

 

”睡眠負債” という言葉が流行したように、人々の睡眠に対する興味関心が高まっています。睡眠はアスリートにとって極めて重要なものですが、「分かっていても眠れない」 という状況に陥ることも多いことと思います。日本では睡眠教育がまだまだ普及していません。アスリートや周囲の人たちが睡眠衛生に関する正しい知識をもち、睡眠を理論的に考えられるようになることが大切です。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、トレーニングで疲れた競技者たちにも、効果的なメンテナンス・施術を行なっていきます。