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北浦和の整体。脳振とう。

2019/12/09
北浦和の整体。脳振とう。

脳振とうは、頭部打撲直後から現れる神経機能障害で、かつそれが一過性で完全に受傷前の状態に回復するものを言います。そして、脳に明らかな出血がなく、一般的に脳の活動に障害が出るものを指します。

脳振とうの問題点は軽傷と捉えられること、受傷後に再発しやすく、その結果重症化することが挙げられます。近年、脳振とうを繰り返したアスリートが歳をとってから行動異常、精神異常、認知障害などを呈する慢性外傷性脳症が注目されています。

脳振とうは、ボクシング、アメリカンフットボール、柔道、ラグビー、サッカー、バスケットボールなどのコンタクトスポーツに多いですが、野球、スノーボードなど幅広いスポーツで起こります。

頭部の回旋外力による受傷が原因であり、選手同士や設備との接触、転倒、ボクシングのパンチによる頭部の揺さぶりなどが原因となります。マウスガード・ヘッドギア・ヘルメット・フェイスプロテクターによる予防が考えられますが、明確な効果はないと言われています。

症状としては、意識・精神活動(記憶力・見当識・反応時間・易刺激性)、平衡感覚、自覚症状(頭痛・めまい・睡眠障害)など幅広い脳機能に障害が現れます。意識消失がなくても脳振とうのことがあることに注意が必要であり、どれか1つの症状がある場合には脳振とうを念頭に置きます。

一般的に、1週間程度で症状は改善することが多いですが、小児・若年層・女性では症状が長引きやすい傾向があります。成人で10~14日、小児で4週以上症状が持続するものを脳振とう後症候群と言います。

脳振とうの評価・診断は、競技現場、医療機関、慢性期において、それぞれ適切に評価する必要があります。医療機関ではCT検査により出血の有無を確認しますが、脳振とうでは出血は認められません。もし脳振とう症状が強い場合や長期間持続する場合、頭部CTで明瞭に摘出されない頭部内出血が隠れている可能性があるため、MRI検査を行ないます。

脳振とうは繰り返しやすく、また繰り返すことで重篤化・長期化します。CT検査で判別できない損傷が隠れていることもあります。脳振とうからの安全な競技復帰には、”脳振とうを起こした場合、プレーを継続させない” ことの徹底が重要です。脳振とうが疑われた場合、まずプレーを中断させ、専門家による評価を受けることが勧められます。

器質的脳損傷が隠れている可能性を考慮し、24時間は誰かにそばについてもらうべきです。自覚症状がある間は安静が基本で、症状の経過を評価するため、薬の内服などの対処療法は勧められません。

脳振とう後の数週間は2度目の脳振とうを起こしやすく、競技ごとに定められた段階的競技復帰プロトコールに従い、時間をかけて競技に復帰します。各段階は最低24時間の間隔をおき、問題がなければ次の段階に進みます。競技復帰の視点から、プロトコールを順守する必要があり、選手・指導者双方が認識を共有することが大切です。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、クライアントのその日の体調に合わせて、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。