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北浦和の整体。熱中症。

2019/07/02
北浦和の整体。熱中症。

7月に入って、だんだん気温が上がってくると、スポーツ活動の中で気をつけなければならないのが熱中症です。熱中症は適切な予防措置さえ行えば、必ず防げます。

 

成長期の選手は脱水や熱中症を起こしやすいため、十分な注意が必要であり、気温に湿度などを考慮したWBGT(湿球黒球温度)を指標にします。また、スポーツ現場では、競技者が心肺停止状態になることもあり、現場での心肺蘇生が生命を左右することもあります。

 

熱中症とは暑熱環境で発生する障害の総称です。皮膚血管の拡張と下肢への血液貯留のために血圧低下・脳血流減少が生じ、一過性のめまいや失神がみられる熱失神、汗で失われた塩分の補給が足りず、痛みのある筋けいれん、発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の症状(脱力、めまい、頭痛、嘔吐)を認める熱疲労、体温が40℃を超え、脳機能に異常を来たす熱射病があります。重症である熱中症では死亡率が高く、一刻を争う緊急事態です。

 

これらの熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病という従来の欧米の分類は、重症度が把握しにくいという問題点があり、重症度による分類である”日本救急医学会熱中症分類2015”が広く用いられるようになっています。(下記)

 

Ⅰ度…めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り(意識障害なし)→冷所で安静、衣服を緩める、身体を冷やす、経口補水液を飲む
Ⅱ度…頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下→速やかに医療機関へ
Ⅲ度…意識障害、けいれん、体温40℃以上、臓器障害→入院加療

 

日本スポーツ協会では熱中症予防のための指針を出しており、この指針を参考に運動強度の調節や休息をとり、スポーツ活動を行なうことが推奨されています。汗では水分と同時に塩分も失われるため、スポーツドリンクなどを利用し、水分と塩分を補給します。運動時は吸湿性や通気性のよい服装とし、帽子の着用が勧められます。

 

疲労、睡眠不足、発熱、下痢などの体調不良時は、体温調節能力の低下により生じやすくなります。意識障害があるような場合はすぐに救急隊を要請し、ない場合は涼しい場所への避難、脱衣、冷却、水分と塩分の補給を行なうことです。

 

現場では氷水を入れたバスタブに身体を浸して冷やすのが効果的とされます。バスタブがない場合、濡れたタオルを当てて、扇風機などで強力に扇ぐのが有効です。また、氷やアイスパックを頚部、腋の下、大腿の付け根など太い血管に当てて冷却を追加するようにします。

 

運動時には適切に水分補給を行わないと脱水が進み、熱中症が生じます。運動前に250~500mlの水分を補給することが望ましく、運動中も1時間あたり500~1000mlの水分を補給する必要があります。また、汗にはナトリウムが含まれますが、大量の発汗によりナトリウムが損失すると熱けいれんを起こします。運動中には塩分を含む水分(スポーツドリンクなど)の摂取が望ましく、3時間以上続行する運動では必須となります。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、夏場の運動時の注意点についてもアドバイスしながら、施術、ボディケアを行なっていきます。