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北浦和の整体。疲労骨折。

2019/06/10
北浦和の整体。疲労骨折。

1回の外力ではなく、繰り返しの外力によって生じる骨折を疲労骨折と呼びます。繰り返しの外力は骨に小さな損傷(マイクロダメージ)を起こしますが、通常自然に修復されます。しかし、修復能力が低下している場合や修復能力を超える損傷が加わり続けた場合、疲労骨折が生じます。

 

使い過ぎが原因の典型的なスポーツ障害で、不良な競技動作やコンディション不足が基盤にあることも多いのです。

 

疲労骨折は繰り返しの負荷が加わる部位であれば、あらゆる骨に生じえます。通常、負荷の加わる動作を控えることで治癒に向かいますが、部位によっては難治性の疲労骨折もあります。治療はマイクロダメージの軽減と自然修復能力の向上という2方向からのアプローチが考えられます。

 

運動の休止と、局所の負荷の原因となる不良な競技動作改善のアスレティックリハビリテーションはマイクロダメージの軽減になります。食事や睡眠の改善などのコンディショニング調整は自然修復能力を向上させるアプローチとなります。超音波骨折治療法は低出力の超音波による物理的な刺激を骨折部位に与えることで骨癒合を促進させます。

 

難治性の場合、骨髄内に金属スクリューなどを入れる手術が行われることもあります。女性アスリートの場合、利用可能エネルギー不足や無月経がエストロゲン現象を招き、骨密度低下により疲労骨折を生じやすくなるため注意が必要です。

 

腰椎分離症は、成長期のスポーツ選手に生じやすい体幹の疲労骨折です。

 

肋骨疲労骨折は、ゴルフや野球などの選手に見られ、ゴルフでは非利き手側の第5・6肋骨、野球では利き手側の第7・8肋骨に起こりやすくなります。体幹の回旋動作の繰り返しにより、肩甲骨と肋骨をつなぐ前鋸筋の付着部に過度な負荷が加わることが原因と考えられます。また、前斜角筋・中斜角筋と前鋸筋が付着している第1肋骨にも疲労骨折が起こることがあります。通常、保存療法が行なわれます。

 

骨盤部の疲労骨折としては、恥骨下肢疲労骨折があります。恥骨下肢は恥骨と坐骨の結合部で、坐骨には大内転筋や仙結節靭帯、恥骨には長短内転筋・恥骨筋や薄筋が付着しており、そのバランス不良や過負荷が原因と考えられます。女性アスリートに多く見られるため、月経の関与にも注意が必要です。保存療法で治癒することが多いですが、鼠径部全体のバランス不良によってグロインペイン症候群につながることもあります。

 

上肢の疲労骨折は下肢や体幹に比べると頻度は少なくなりますが、投球動作に関連する尺骨の肘頭疲労骨折が知られています。投球動作による肘関節の伸展・外反ストレスの繰り返しが原因と考えられており、内側側副靭帯損傷を合併しているケースも多くあります。投球禁止や投球フォームの改善などのアスリハが重要ですが、手術が選択されるケースもあります。

 

スポーツにおける疲労骨折は上肢より下肢に多く発生して、その中でも脛骨疲労骨折は最も頻度が高くなります。脛骨跳躍型疲労骨折は脛骨中央部・前方骨皮質の疲労骨折で、ジャンプの繰り返しが原因と考えられています。難治性であるため、長期の保存療法で改善しない場合も多く、脛骨に髄内釘を挿入する手術が選択することもあります。

 

一方、脛骨の上側1/3ないし下側1/3に生じる脛骨疾走型疲労骨折はランニングの繰り返しが原因と考えられており、保存療法が行なわれます。

 

次に下肢で多いのは中足骨疲労骨折です。第1~5中足骨のいずれの骨にも生じますが、第2・第3中足骨で特に多く、マラソンなどのランニング動作が原因となります。サッカー選手に多い第5中足骨足首側の疲労骨折は、ジョーンズ骨折と呼ばれ、難治性のため髄内に金属スクリューを挿入する手術が選択されることもあります。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。