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北浦和の整体。投球障害肩。

2019/05/28
北浦和の整体。投球障害肩。

肩関節は解剖学的には、肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕骨の関節)、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨
の関節)、胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)の3つの関節を指します。

 

の中で、狭義の肩関節は肩甲上腕関節になります。腕を上げるときには、肩関節が動くと同時に肩甲骨も動きます。

 

投球動作は速く、正確に、遠くにボールを投擲する高速運動です。この運動は肩関節のみでは達成できず、下肢から体幹・肩甲骨・肩・肘・手指へと連なる運動連鎖によりボールを加速させることが可能となります。

 

下肢や体幹の疲労や故障は肩甲帯機能を低下させ、乱れた投球フォームは身体機能に異常を及ぼします。不良フォームから繰り返す投球負荷を受けた肩や肘関節内に器質的損傷が生じます。身体機能異常の発見・修正により許容範囲のフォームに導くことが大切ですが、それでも痛みが残存すれば、損傷した組織に対するアプローチが必要になります。

 

大人の場合は特定の1球で急性発症することはまれで、投球運動が全身運動であるため、下半身や体幹のさまざまな問題点が障害の間接的な原因になります。痛みなく投球できている時期でも、身体にわずかな変化がないかを見逃さないことが予防につながります。

 

特に肩関節の後方拘縮は、投球時に振り下ろした上肢の減速動作時の筋群(棘下筋、小円筋、広背筋、上腕三頭筋など)の遠心性の収縮により生じます。けん引による腱板損傷やその支配神経である肩甲上神経麻痺により、筋萎縮を生じることもあります。

 

肩関節の後方拘縮は肩の内旋や外転の可動域低下を招き、投球フォームの乱れにつながります。特に後期コッキング期から加速動作が不良となり、見かけ上肘下がりのフォームから肩の水平伸展が強くなり、肩関節内の腱板と関節唇の衝突であるインターナルインピンジメントを生じ、この段階では強い投球は不可能となります。

 

胸郭が大きく開くことが困難となり、肩甲骨が後傾しなくなることも肩関節外旋を強要し、インターナルインピンジメントを誘発します。フォロースルーの減速期における上腕三頭筋のけん引が原因で関節窩後方に骨棘を生じることもあり、過剰に大きくなった場合や、不安定な骨片になるとフォロースルー時の肩後方痛の原因となります。

 

保存治療として、身体機能を改善させるためのアスレティックリハビリテーションが行なわれます。身体機能が改善すれば、段階的なリハビリテーションを行っていきます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。