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北浦和の整体。リトルリーガーズショルダー。

2019/05/27
北浦和の整体。リトルリーガーズショルダー。

肩関節は解剖学的には、肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕骨の関節)、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨
の関節)、胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)の3つの関節を指します。

 

この中で、狭義の肩関節は肩甲上腕関節になります。腕を上げるときには、肩関節が動くと同時に肩甲骨も動きます。

 

肩甲骨は背中上部、第2肋骨と第7肋骨の間に左右1対あり、肋骨のカーブに沿うように外側が前方に向いており、腕を上げる回旋方向の可動域は60°あります。その先にある肩甲上腕関節の外転方向の可動域は120°あるので、肩甲骨の可動域と合わせると、180°になり、腕が真上に上がるようになるわけです。

 

肩甲上腕関節は、上腕骨の大きな凸状の骨頭が、浅い凹状の関節窩にハマって形成されています。関節窩は上腕骨頭の1/3しか覆っておらず、非常に緩いハマり方をしているため、広い可動性を持ち、肩甲骨の動きと相まって、さらに大きな動きができるようになっています。

 

成長期の投球障害肩をリトルリーガーズショルダーと言います。成長期の骨には骨端線があり、筋腱・じん帯の柔軟性に富んでいることが特徴です。相対的に骨のほうが力学的に脆弱なため、器質的損傷が起こる場合は骨端線に生じやすくなります。肩関節では上腕骨頭にある骨端線に力学的ストレスがかかりやすく、肩の部分に圧痛を生じます。

 

リトルリーガーズショルダーは、投球動作の繰り返しにより肩に負荷が蓄積して生じますが、遠投や全力投球など”特定の一球”で痛みを生じる場合もあります。

 

リトルリーガーズショルダーは、野球の技術、練習量、習慣に対するアラームだと認識することが大切であり、予防のカギもそれらの改善にあります。野球開始時期やポジションの変遷、チームの練習時間など、選手個々の野球を取り巻く環境は異なるため、ここに応じた対応が必要となります。

 

症状としては、肩外側から後方の骨端線の圧痛が多く、痛みのある上腕に外観上の明らかな変形や腫れはありませんが、腕神経叢から烏口突起に圧痛がある場合も珍しくありません。後ろから見たとき、肩甲骨は左右非対称となることもあります。

 

十分に上腕骨ー肩甲骨ユニットが挙上できていない肘下がりのフォームから無理に肩水平伸展して投球する選手が受傷することが多い障害です。

 

治療としては、1~2カ月の投球禁止により局所の圧痛は消失することがほとんどです。バッティングは通常禁止しないで大丈夫ですが、重症例では2~3週のバッティング禁止期間を要することもあります。圧痛がなくなれば投球を再開できます。

 

1995年に日本臨床スポーツ医学会で提唱された「青少年の野球障害に対する提言」では、全力投球数について小学生は1週間で200球以内、中学生は350球以内、高校生は500球以内が目安となっています。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。