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北浦和の整体。グロインペイン症候群。

2019/05/25
北浦和の整体。グロインペイン症候群。

明らかな器質的な疾患や損傷がなく、運動時に鼠蹊部周辺に様々な痛みを生じる症状をグロインペイン症候群と言います。グロインペインはリハビリテーションによる保存療法が基本となります。

 

患者の7割がサッカー選手で圧倒的に多いのが特徴です。以前は鼠径管後壁の脆弱化によって生じると考えられ、スポーツヘルニアと呼ばれていました。現在では、明らかな器質的な異常がなく体幹から股関節周辺の筋力、筋緊張のバランスが崩れた結果、鼠径部周辺に痛みを生じる症候群とされています。

 

股関節周囲、体幹筋の柔軟性と筋力をバランスよく獲得しておくことが重要です。

 

両脚の立位の状態で、片方の股関節にかかる力は体重の約1/3、片脚の立位では体重の約3倍の力がかかってきます。歩行や走行で脚を前方に振り出す動作で使われる筋肉は腸骨筋・大腰筋・小腰筋を合わせた腸腰筋で、腰椎・骨盤と大腿骨を体幹の深部で連結しており、股関節を屈曲させます。

 

脊柱に機能的安定性を与える体幹筋群は、体幹深層にあるローカル筋と、体幹浅層にあるグローバル筋に分類できます。

 

ローカル筋は脊柱に直接付着するため単関節筋ととらえることができ、脊椎を安定させる細かい動きをコントロールします。多裂筋は細かい筋肉が連なり、上下の脊椎の骨を引き付けて安定させます。腹横筋は息を吐く動きで使う筋肉で、腹圧を高めて排便を補助する働きもあります。

 

グローバル筋は脊柱には直接付着せず胸郭と骨盤をつなぐため、離れたところから大きな外力を生み出す多関節筋で、腹直筋、外腹斜筋、胸最長筋や腰腸肋筋の胸部などがこれにあたります。腹直筋は腰椎前屈、骨盤後傾に働きます。外腹斜筋は背中を丸める動きや、横に曲げる働きをします。脊柱起立筋は、胸最長筋や腰腸肋筋などを指し、部位によってローカル筋とグローバル筋の両方を含みます。

 

グロインペイン症候群の症状としては、上肢から体幹の動きと連動して反対の下肢をスイングさせるクロスモーションを行なったとき、強調した動きができなくなります。器質的疾患がないことがこの症候群診断の前提であり、画像検査で鑑別診断を十分に行なってから判断します。

 

治療としては、保存療法が基本で、股関節周囲の筋緊張、拘縮を緩和して、筋の柔軟性を獲得しながらバランスよく筋力トレーニングを行ないます。股関節の可動域が改善し、外転・伸展筋力の改善が得られればランニングやキックを開始します。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。