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北浦和の整体。シンスプリント。

2019/05/24
北浦和の整体。シンスプリント。

シンスプリントは下腿(すね)内側の痛みを伴なうスポーツ障害です。運動量だけでなく、運動する地面の状態や使用シューズなど多くの因子が発生要因となります。

 

脛骨の疲労骨折に至ってしまうとなかなか治癒することが難しく、手術に至る場合もあるため、早期の的確な診断と、安静のみでない治療が必要となります。

 

長距離のランニングや繰り返しジャンプを行なった場合に生じやすく、足関節の回内運動によるヒラメ筋などのけん引力が筋膜や骨膜に炎症を引き起こすことが要因と考えられます。過度の運動、硬いサーフェイス(トラックやフィールド、コートの材質)での運動、クッション性の少ないシューズ着用、足のアーチ低下、過剰な足関節底屈可動域、過剰な股関節外旋可動域、高いBMI(肥満度)などが発生要因となります。

 

症状としては、ランニングやダッシュ、ジャンプ時に、脛骨内側に痛みが生じます。通常、一度の外力でなく使い過ぎによって生じます。運動中だけでなく、運動前後に痛みが悪化する場合や、両下腿に症状が出る場合もあります。

 

身体個所としては、脛骨内側縁の圧痛や、同じ骨の異なる部位を叩いたときに響くような痛みが出る脛骨介達痛がみられます。脛骨の内側縁の圧痛は症状が強いほど範囲が膝側に広がります。誘因となる動作を控えることで症状が改善する場合が多いですが、重症例になると疲労骨折に移行する場合もあり、この場合、介達痛が強く出るようになります。

 

シンスプリントでは骨膜炎から骨髄浮腫、完全骨折へと進行することがあるため、軟部組織と骨組織両方の検査が必要です。X線検査では、疲労骨折の骨折線や、骨へのけん引ストレスが原因で生じる骨膜反応がみられますが、初期の段階では明らかでないことも多いです。MRI検査では骨膜の炎症反応や骨髄の浮腫性変化など早期の骨の変化がみられます。

 

運動中や運動後のみの下腿全体が張って苦しい症状が出る場合、慢性コンパートメント症候群の可能性もあります。運動によって筋内圧が上がり、筋肉内の血管や神経が運動時だけ圧迫されて痛みや知覚異常、張りが起こるもので、コンパートメント圧の測定が必要になります。

 

シンスプリントの多くは保存療法で改善が得られますが、長引く場合もあります。また、脛骨前方の疲労骨折は完全骨折に移行する可能性もあり、その場合治癒しにくいため、手術も選択肢となります。

 

骨膜炎や骨髄浮腫、脛骨内側の疲労骨折などの場合、保存療法が選択され、まずはランニングやジャンプを休止します。また、立位や歩行でも痛みが出るような場合は松葉杖で荷重しないようにすることが必要で、その期間はプールやエアロバイクでの心肺機能維持や、患部以外の筋力維持に努めます。後足部の回内が強い場合、靴のかかとの内側がすり減る傾向にあり、インソールによるアーチのサポートも有効です。

 

痛みが減少し、片脚ジャンプが痛みなく行なうことができれば、軽いジョギングを短い距離から始めて、徐々に距離を延ばしつつランニングへ移行させ、全力ダッシュへと負荷を増やしていきます。

 

また、シンスプリントの外的要因としてシューズのタイプや運動場のサーフェイスも関連しているので、ランニングメニューを行なう際は、ランニングシューズで、また芝のグラウンドであれば可能な限り芝の上を走るようにし、コンクリート上を走ることは避けるべきです。

 

初期疲労骨折であれば、1~2カ月の患部の安静、復帰までは2~3カ月というのが一般的な治療期間となります。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。