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北浦和の整体。足関節じん帯損傷。

2019/05/18
北浦和の整体。足関節じん帯損傷。

足関節の構造は、脛骨、腓骨、距骨からなる距腿関節と、距骨と踵骨からなる距踵関節である距骨下関節があります。距腿関節では底背屈、距骨下関節では主に内がえしと外がえしの運動が行なわれます。

 

足関節の外側は前距腓じん帯・踵腓じん帯が、内側は三角じん帯が安定性に寄与しています。

 

足関節捻挫は最も頻度が高いスポーツ外傷の1つです。早期の正確な診断、初期の的確な治療がされない場合、足関節に不安定性が残り、捻挫を反復するようになります。受傷時のRICE処置および適切な固定、競技復帰までのリハビリテーションが重要となります。

 

また、腫脹がある場合や歩行困難の場合は、じん帯損傷・骨折を疑い、X線検査だけでなく超音波検査やMRI検査も考えます。

 

足関節捻挫は、ジャンプの着地や切り返し、ダッシュからの急激なストップ動作で受傷することが多く、バスケットボールなどジャンプ系のスポーツでは人の足に乗った際に受傷することもあります。足関節が内がえしになる内反捻挫と、外がえしになる外反捻挫があり、ほとんどのケースは内反捻挫です。

 

受傷頻度の高いスポーツとしては、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、サッカー、ラグビーなどが挙げられます。捻挫を反復させないためには適切な受傷時の対応と回復後の神経筋トレーニングなどのリハビリを行なうことが重要です。

 

症状としては、内反捻挫は足関節の外側に、外反捻挫では内側に痛み、腫れ、発赤を伴ないます。腫れは損傷したじん帯の出血や炎症により生じ、重症例では内反捻挫でも内側が腫れることがあります。痛みや腫れがひどい場合、立位や歩行が困難となり、可動域も制限されます。

 

捻挫を繰り返していると、足関節の不安定性や引っかかり感が出ることもありますが、不安定感は受傷後の筋力低下やバランス不良などが原因のことも多いです。最も多い外側じん帯損傷では、前距腓じん帯が損傷しますが、重症例では踵腓じん帯も損傷し、不安定性が強くなります。

 

足関節を捻挫した場合、現場でじん帯損傷と骨折を正確に判別するのは難しいため、立位や歩行が困難な場合や骨に沿って圧痛がある場合、腫れがひどい場合には、X線検査を行なう必要があります。

 

じん帯や腱などの軟部組織の検査には超音波やMRIが優れており、足関節の外側の痛みでは前距腓じん帯、踵腓じん帯、前下脛腓じん帯のほか腓骨筋腱が、内側の痛みでは三角じん帯を構成する前・後脛腓じん帯、脛踵じん帯、脛舟じん帯が評価されます。

 

治療としては、現場でのRICE処置が重要で、その後の治療法や治療期間は重症度によって異なります。急性期の足関節じん帯損傷では手術治療と保存治療の予後に差がないと言われることが多く、保存療法が選択されることが多いようです。

 

また、従来はギプス固定で数週間の完全安静をとることが推奨されていましたが、近年は足関節装具へ早期に変更して、保護下に荷重させることが治癒促進の点からも推奨されています。じん帯は炎症期が終わる受傷後4~12週間までの間に修復され、その後リモデリングを繰り返し、約6~12カ月でじん帯強度が高まるとされています。それ以前のスポーツ復帰に際しては、足関節装具やテーピングでのサポートが有用とされています。

 

損傷した組織が自然に修復するのを待ちつつ、受傷後に生じる関節可動域制限、筋力低下、神経筋機能不全、バランス能力低下、固有感覚低下を改善させ、スポーツ復帰後の再受傷リスクを低減させることが大切です。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。