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北浦和の整体。腸脛じん帯炎。

2019/05/17
北浦和の整体。腸脛じん帯炎。

膝関節は、大腿(太もも)骨と脛(すね)骨の間の大腿脛骨関節と、膝蓋(膝の皿)骨と大腿骨との間の膝蓋大腿関節からなります。大腿脛骨関節は内側コンパートメントと外側コンパートメントに分かれ、屈伸の大きな運動範囲と、荷重負荷に耐えうる安定性を持ちます。

 

大腿骨と脛骨の関節面は厚さ数mmほどの軟骨で覆われており、繊維軟骨である外側・内側半月板が介在し、荷重分散機能の役割を果たします。膝蓋大腿関節は大腿四頭筋の強大な膝関節伸展筋力を脛骨に効率的に伝達する役割を持ちます。

 

下肢全体を正面から見たとき、大腿骨と脛骨の長軸が作る角度を大腿脛骨角と言いますが、正常で約176°程度の外反を呈します。180°を越えると内反膝(O脚)となります。また、大腿骨頭中心から足関節を結ぶ線を下肢機能軸(ミクリッツ線)と呼び、正常ではほぼ膝関節の中央を通過します。

 

膝関節の主な運動は屈伸運動ですが、屈伸時には回旋運動も生じています。膝関節の下側についている脛骨は、膝を伸ばしきったときに上側の大腿骨に対して約15°外側に向き、膝関節は最も安定した肢位になります。

 

膝の屈曲は階段昇降では95°、しゃがみ込みでは130~145°、正座には150°が必要とされています。歩行時に膝関節にかかる荷重は大腿脛骨関節で体重の約2~3倍、膝蓋大腿関節では約0.5倍になります。

 

膝関節の安定性には関節包と共にじん帯が重要な役割を果たします。大殿筋、大腿筋膜張筋から連続し、大腿骨外側から脛骨の間にある部位を腸脛じん帯と言い、特に膝の外側で炎症を起こしいたみを生じやすい部位です。

 

ランナー膝とも呼ばれ、長距離ランナーで多くみられます。ランニングによる繰り返される膝の屈伸で、腸脛じん帯と大腿骨外側上顆がこすれることによって起きると考えられ、腸脛じん帯の緊張が高い状態で発生しやすくなります。そのため、臀部から大腿外側部にかけてのタイトネスの少ない状態でランニングを行なうことが望ましいと言えます。

 

適切なランニング量を心がけ、過度の運動負荷を避けることや、適切なシューズを使用することが予防につながります。X線検査やMRI検査で発見することは少ない障害です。

 

治療としては、保存療法が基本で、ストレッチ、基本動作トレーニング、筋力トレーニングなどのリハビリテーションを行ないます。痛みが強い場合、運動の軽減または中止が必要です。患部のRICE処置を行ない、炎症を抑えます。症状がひどいときには消炎鎮痛剤の内服や外用剤を使用します。

 

腸脛じん帯の摩擦を減らすために、臀部から大腿外側部にかけてのストレッチを十分に行ない、加えて臀部、大腿四頭筋、ハムストリングの筋力トレーニングを行ないます。大腿四頭筋の強化では内側と外側のバランスを意識して強化を行ないます。

 

再発予防には練習前のウォーミングアップ、練習後のクールダウンを十分に行なうことが大切です。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。