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北浦和の整体。内側側副じん帯損傷。

2019/05/15
北浦和の整体。内側側副じん帯損傷。

膝関節は、大腿(太もも)骨と脛(すね)骨の間の大腿脛骨関節と、膝蓋(膝の皿)骨と大腿骨との間の膝蓋大腿関節からなります。大腿脛骨関節は内側コンパートメントと外側コンパートメントに分かれ、屈伸の大きな運動範囲と、荷重負荷に耐えうる安定性を持ちます。

 

大腿骨と脛骨の関節面は厚さ数mmほどの軟骨で覆われており、繊維軟骨である外側・内側半月板が介在し、荷重分散機能の役割を果たします。膝蓋大腿関節は大腿四頭筋の強大な膝関節伸展筋力を脛骨に効率的に伝達する役割を持ちます。

 

下肢全体を正面から見たとき、大腿骨と脛骨の長軸が作る角度を大腿脛骨角と言いますが、正常で約176°程度の外反を呈します。180°を越えると内反膝(O脚)となります。また、大腿骨頭中心から足関節を結ぶ線を下肢機能軸(ミクリッツ線)と呼び、正常ではほぼ膝関節の中央を通過します。

 

膝関節の主な運動は屈伸運動ですが、屈伸時には回旋運動も生じています。膝関節の下側についている脛骨は、膝を伸ばしきったときに上側の大腿骨に対して約15°外側に向き、膝関節は最も安定した肢位になります。

 

膝の屈曲は階段昇降では95°、しゃがみ込みでは130~145°、正座には150°が必要とされています。歩行時に膝関節にかかる荷重は大腿脛骨関節で体重の約2~3倍、膝蓋大腿関節では約0.5倍になります。

 

膝関節の安定性には関節包と共にじん帯が重要な役割を果たします。内側の支持機構として内側側副じん帯、外側の支持機構として外側側副じん帯が安定性に寄与しています。

 

内側側副じん帯は膝関節の内側に位置する幅の広いじん帯で、浅層、深層、後斜走線維に分かれます。主に膝関節にかかる外反の力に抵抗するじん帯です。

 

スポーツ中の相手との接触は外側からが多いため、内反に抵抗する外側側副じん帯より損傷頻度が高くなります。損傷程度は手で触った感じで判断されます。損傷部位は圧痛点でも判断できますが、最終的にはMRI検査で判断します。頻度が高いのは大腿骨付着部である内上顆での断裂です。

 

内側側副じん帯は関節外じん帯のため血流も豊富で保存療法が一般的となります。痛みや不安定性が少し残ることもありますが、軽度の不安定性ではスポーツ活動に弊害が出ることは少ないと言えます。大腿四頭筋と内側ハムストリングのトレーニングが重要となります。

 

手術に関しては修復と再建があります。脛骨側での剥離損傷では保存療法の成績が不良のため修復術が急性期でも選択される場合があります。また、関節内に損傷断端がまくれこんでいる場合も自然治癒が悪いため手術が考えられます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。