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北浦和の整体。オスグッド・シュラッター。

2019/05/11
北浦和の整体。オスグッド・シュラッター。

オスグッド・シュラッター病は、ランニング、ジャンプ、キック動作の多いスポーツで発生しやすく、特に成長期の膝痛の原因として多いスポーツ障害です。大腿四頭筋の柔軟性が低下した状態での運動負荷によって、膝蓋腱のけん引力により腱が付着する脛骨粗面で骨端線(成長線)の微小な剥離を起こすことで痛みを生じます。

 

膝関節は、大腿(太もも)骨と脛(すね)骨の間の大腿脛骨関節と、膝蓋(膝の皿)骨と大腿骨との間の膝蓋大腿関節からなります。

 

膝関節の主な運動は屈伸運動ですが、屈伸時には回旋運動も生じています。膝関節の下側についている脛骨は、膝を伸ばしきったときに上側の大腿骨に対して約15°外側に向き、膝関節は最も安定した肢位になります。

 

膝の屈曲は階段昇降では95°、しゃがみ込みでは130~145°、正座には150°が必要とされています。歩行時に膝関節にかかる荷重は大腿脛骨関節で体重の約2~3倍、膝蓋大腿関節では約0.5倍になります。

 

ランニングやジャンプ動作では膝の屈曲・伸展動作が繰り返し行われています。膝の伸展は、大腿四頭筋の収縮が膝蓋骨を経由して膝蓋腱に伝わり脛骨をけん引することで行なわれます。膝蓋腱の付着部である脛骨粗面は骨端線から続く軟骨であり、力学的に弱く、繰り返される膝の伸展動作により、骨端線の軟骨の一部が剥離を生じて痛みが発生します。

 

症状としては、脛骨粗面(膝下)の痛みや圧痛があり、時に腫脹や熱感があります。経過が長くなると盛り上がってくる場合もあります。成長期の男子に多くみられ、特に身長の伸び始めや急激に伸びているときに発症しやすい障害です。

 

この時期、骨の伸びるスピードに筋肉や腱の伸びるスピードが追いつかず、腱の緊張は強くなります。成長期において、腱の付着部である脛骨粗面は軟骨ですが、一生軟骨のままである関節軟骨とは異なり、成長と共に骨に置換していきます。

 

骨に置換されていく過程で、オスグッド・シュラッター病の痛みも改善する傾向にありますが、剥離した軟骨の一部が小骨片として残存し、痛みを残すことがあります。成長が終了していない段階では、無理な運動を行なうことは控えるべきです。また、脛骨粗面の圧痛や、大腿四頭筋の柔軟性のチェックはしておいたほうがよい項目です。

 

X線検査や超音波検査によって、脛骨粗面の膨隆や不整像、骨端核の分離や小骨片を確認することができます。

 

治療としては、保存療法が基本となります。運動量の調整や一時的な運動中止により、脛骨粗面への負荷を軽減します。また局所のアイシングを行ないながら、炎症を軽減します。大腿四頭筋のストレッチのほか、アライメントを意識した下肢の使い方の習得が必要となります。

 

オスグッド・シュラッター病は、”成長しているから痛む成長痛”ではなく、運動量や身体の柔軟性や使い方が原因となるスポーツ障害なのです。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切
な施術、ボディケアを行なっていきます。