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北浦和の整体。腰椎椎間板ヘルニア。

2019/05/10
北浦和の整体。腰椎椎間板ヘルニア。

脊椎は身体の支持、脊椎の可動性、脊髄をはじめとする神経組織の保護作用があり、上から7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、仙骨、尾骨から構成されます。側面から見るとそれぞれ緩やかなカーブを持っています。

 

腰椎は椎間関節が垂直に立っているため、胸椎と比較すると左右への回旋方向の動きは小さくなります。第5腰椎と下の仙骨の椎間関節は水平に近いため、回旋可動域が大きくなります。上下の椎間体には椎間板があり、椎間板の中央の髄核を線維輪が取り囲んだ構造をしています。

 

髄核は水分の豊富なゲル状の組織で、軟骨細胞を多く含みます。線維輪は髄核を包み込むように存在しています。

 

椎間板に加わる負荷は、立位を100とすると、仰向けに寝た場合は25、座位では140、中腰では150で、特に椎間板に障害がある場合は、日常の姿勢やトレーニング姿勢にも十分注意する必要があります。

 

椎間板が加齢などによって変性し、スポーツ活動や悪い姿勢での動作などがきっかけで椎間板内圧が上昇して、変性した髄核が後方の神経側へ移動して飛び出て椎間板ヘルニアが起こることが知られています。

 

症状としては、腰痛だけの場合と、腰部から臀部・大腿部・下腿から足部まで痛みやしびれ(坐骨神経痛)を伴なう場合がある。痛みやしびれは日常生活レベルでは問題がなくても、スポーツ活動には大きな支障を来すことが多くあります。

 

腰痛や坐骨神経痛は、ヘルニアが突出して硬膜や神経根を圧迫することで起こるもので、圧迫されている高さや位置によって症状の部位が異なってきます。腰椎の形状のため、まず第4腰椎と第5腰椎間で、次に第5腰椎と仙骨間でヘルニアが発生することが多く、大部分を占めます。

 

硬膜や神経根への圧迫が強ければ、または圧迫されている期間が長くなれば、膝や足に力が入らなくなる麻痺症状が現れることもあります。また尿や便が出にくくなったり、逆に頻尿や失禁となる膀胱直腸障害を起こすこともあります。

 

下肢麻痺や膀胱直腸障害は一定期間以上放置しておくと、たとえ手術でヘルニアを除去しても症状が残存する可能性があります。緊急手術が必要な場合が多く、特に注意が必要です。

 

スポーツ選手が急に下肢痛を伴なう腰痛を起こしたときは、腰椎椎間板ヘルニアを疑ったほうがよいと言われています。検査としては、筋力や表在感覚、さらに腱反射を確かめる検査、仰向けで片方の下肢全体を他動的に持ち上げるSLR検査などを行ないます。

 

画像診断としては、MRI検査の感度が高く、視覚的に確認することができます。

 

椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術治療に分けられます。保存療法は、手術以外の鎮痛剤内服や局所麻酔薬注射、コルセットなどの装具療法、リハビリテーションなどになります。保存療法はヘルニアによる神経圧迫を直接取り除くわけではないので、痛みなどの症状に対する対処療法となります。

 

時間がかかりますが、保存療法で大部分の症状は緩和し、日常生活には支障がなくなることが多いです。一方でスポーツ選手の場合は、日常生活に支障がなくとも、痛みやしびれなどの症状によって、運動パフォーマンスの低下は避けられず、また長期間の安静も難しいので、症状が出てから早期に手術となる場合もあります。

 

一般的に保存療法の場合は痛みやしびれが軽減するのに約6カ月程度要することが多く、手術の場合は直後から症状は軽快しますが、スポーツ選手はすぐにスポーツに復帰できるわけはなく、筋力や瞬発力などを元に戻すだけでなく、体幹筋力トレーニングを行なって脊柱を安定化させたり、胸椎や下肢のストレッチを行ない、再発しない体づくりをしておくことが重要となってきます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切
な施術、ボディケアを行なっていきます。