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北浦和の整体。テニス肘。

2019/05/08
北浦和の整体。テニス肘。

肘関節は、上腕骨、橈骨、尺骨からなり、上腕骨と尺骨は強い関節面を持ち、内側側副じん帯によって安定しています。上腕骨と橈骨の連続は弱く、外側側副じん帯によって安定します。また、橈骨頭と尺骨(近位橈尺関節)は輪状じん帯によってグルグル巻かれた状態で安定しています。

 

肘関節を曲げるのは上腕二頭筋や上腕筋、伸ばすのは上腕三頭筋の作用によります。手のひらを上に向ける前腕の動きを回外、下に向ける動きを回内と言います。橈骨頭と尺骨の橈骨切痕からなる近位橈尺関節は、手関節部の遠位橈尺関節とともに動いて、90°の回内・回外の動きを可能にしています。

 

前腕の回外は最初に回外筋が働き、力を要するときや肘関節を曲げるときは上腕二頭筋が働きます。前腕の回内では、最初に方形回内筋、次いで円回内筋が働きます。

 

上腕骨内側上顆から始まる筋肉として、円回内筋、浅指屈筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋があります。上腕骨外側上顆やその付近から始まる筋肉として、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、腕橈骨筋、総指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋があります。

 

上腕骨外側上顆炎はテニス肘と呼ばれるもので、物を持ち上げる瞬間、物を捻じる瞬間のひじ痛です。タオル絞りなどの動作や、テニスのバックハンドでも痛みが出ます。炎症が強くなると動いていなくても痛みが生じてきます。

 

この上腕骨外側上顆炎とは、短橈側手根伸筋を中心とした手関節の伸筋群に慢性的に生じる筋腱付着部の障害です。原因は詳しくはわかっていませんが、手関節の背屈に働く伸筋群の起始部に炎症や微小断裂、変性が現れます。

 

繰り返しの手関節背屈によって伸筋群がけん引されて上腕骨外側上顆に負荷が蓄積して障害が出るため、使いすぎを避けることが予防となります。

 

テニス選手だけに発生するわけではありません。多くは日常生活や仕事などで手関節背屈を要する作業を繰り返し行なうことことで発生します。また、肩甲胸郭機能との関係も指摘されていて、姿勢を含む肩甲胸郭機能の改善が予防のひとつになります。

 

治療は保存療法が有効で、安静、前腕伸筋群のストレッチ、エルボーバンド、日常生活での注意が中心となります。

 

使いすぎだけでなく、使い方の不良に起因することも多いため、肩甲胸郭機能を含めた全身の機能改善が必要です。難治の場合は短橈側手根伸筋腱起始部の切除が行なわれます。痛みが治り、プレー開始時期までには再発予防のために全身機能の改善を行ない、テニス動作が行なえるようにする必要があります。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切
な施術、ボディケアを行なっていきます。