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北浦和の整体。前十字じん帯損傷。

2019/04/23
北浦和の整体。前十字じん帯損傷。

膝関節は、大腿(太もも)骨と脛(すね)骨の間の大腿脛骨関節と、膝蓋(膝の皿)骨と大腿骨との間の膝蓋大腿関節からなります。

 

膝関節の主な運動は屈伸運動ですが、屈伸時には回旋運動も生じています。膝関節の下側についている脛骨は、膝を伸ばしきったときに上側の大腿骨に対して約15°外側に向き、膝関節は最も安定した肢位になります。

 

膝の屈曲は階段昇降では95°、しゃがみ込みでは130~145°、正座には150°が必要とされています。歩行時に膝関節にかかる荷重は大腿脛骨関節で体重の約2~3倍、膝蓋大腿関節では約0.5倍になります。

 

膝関節の安定性には関節包と共にじん帯が重要な役割を果たします。前十字じん帯は、前内側(前の内側にある)線維束と後外側(後ろの外側にある)線維束からなり、それぞれ異なる膝関節屈曲角度で脛骨の前方への変位と内側への回旋を制御しています。

 

このように膝の”前方への安定性”と”回旋時の安定性”に寄与している前十字じん帯は、切り返し動作やジャンプ動作で非接触性に損傷することが多く、一度損傷すると自然治癒しづらい場所です。スポーツの継続には前十字じん帯を再建する手術が必要となります。

 

バスケットボール、サッカー、バレーボール、バドミントンなど、ジャンプ着地や切り返し動作の多いスポーツでの受傷が多く、非接触性に受傷することが多いケガです。受傷時、足部が固定されて後方荷重となり、膝関節が外反し、脛骨が内側に回旋して起きることがわかっています。

 

また、膝関節が外反した形でのジャンプ着地動作が危険だとされています。受傷は瞬間的なものなので完全な予防は難しいですが、体幹や股関節、足関節といった膝関節以外のトレーニングも重要とされています。

 

受傷直後は、痛みのためプレー続行が困難となり、通常歩行も困難となります。また、じん帯損傷時の出血もあるため膝関節が腫れることが多いです。通常は急性期を過ぎれば、腫れの改善、可動域の改善に伴って、日常生活に不自由はなくなります。

 

しかし、関節内じん帯である前十字じん帯は自然治癒しづらく、膝関節が不安定な状態で運動に復帰すると切り返しやジャンプ動作などで膝くずれを再び起こすことになります。さらにプレーを続行することによって半月板損傷が進行し、断裂した半月板が膝に挟まりロッキングという膝が動かない状態になることもあります。

 

断裂形態によっては保存的に治癒する場合や、断裂したままでも膝くずれを起こさずにスポーツ復帰する場合もありますが、それらの可能性は非常に低いと言われています。切り返し動作やジャンプ動作を必要とするスポーツに元のパフォーマンスで復帰するためには、基本的には手術が必要となります。

 

手術は関節鏡を用いて自分の腱を用いた再建術が行なわれ、大腿骨、脛骨に骨孔を作り、移植腱を通して金属で固定します。移植腱は主にハムストリング腱か骨付き膝蓋腱が用いられますが、競技特性などの状況に応じて選択されます。

 

通常、競技復帰には術後8~12ヶ月を要すると言われており、手術後の再受傷も多いため、術後のリハビリテーションが非常に重要となってきます。

 

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。