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北浦和の整体。スポーツ用語日本語化の話。

2019/03/02
北浦和の整体。スポーツ用語日本語化の話。

1943年(昭和18)の今日、 野球用語(ストライク、ボールなど)が全面的に日本語化することが職業野球の理事会で決定しました。

 

スポーツ用語の日本語化についてご紹介します。

 

当時の日本は第二次大戦の真っ最中で、敵性国(交戦国)となったアメリカやイギリスとの対立がだんだん深まる中、英語を”軽佻浮薄”であると位置づけていました。

 

英語を使うことが精神論的に『敵性』に当たるものだとして、英語の排斥が進み、それまで使っていた、(外来語や和製英語を含む)英語を日本語に置き換えるようになっていったのです。

 

”敵性語”は法律で禁止されたわけではなく、戦争に意気上がるナショナリズムに後押しされて、自然発生的に起こった社会運動でした。

 

しかし、学校における英語教育は縮小こそされましたが、廃止されることはありませんでした。当時の内閣総理大臣・東條英機(陸軍大将)が、国会において「英語教育は戦争において必要である」と述べ、英語教育の継続を指示したのです。

 

そんな中、公的な英語の使用は制限を受けたり、自主的にしようを控えるようになっていきました。

 

一番困ったのは、ほとんどの競技が欧米で生まれて、用語もそのまま使って、中継放送もしていたスポーツの世界でした。野球は特に放送メディアが大きく関わっていたため、職業野球の理事会でも職業野球を存続させるための手段として、自主的に用語日本語化に踏み切りました。

 

野球用語の日本語化をいくつか挙げると…

 

ストライク⇒「よし、一本!/正球」、スリーストライク・バッターアウト⇒「よし3本、それまで」、ボール⇒「だめ1つ/悪球」、ファウル⇒「だめ/圏外/もとえ」、アウト⇒「ひけ/無為」、監督⇒「教士」、選手⇒「戦士」…など

 

これは、使う方うも相当言いづらかっただろうし、聞いてる方もよくわからなかったんじゃないかと思います。

 

野球用語のほかに、スポーツの名前を挙げると…

 

スポーツ⇒「運動競技」、ラグビー⇒「闘球」、バレーボール⇒「排球」、ゴルフ⇒「打球/芝球」、ハンドボール⇒「送球」、アメフト⇒「鎧球」、スキー⇒「雪滑」、スケート⇒「氷滑」、テニス⇒「庭球」、バスケットボール⇒「籠球」、サッカー⇒「蹴球」…など

 

なんだか変な感じはしますが、まあよく言い表していると思います。

 

スポーツに限らず、企業名・商品名、学校名、動植物、合図・掛け声まで、カタカナが入っている用語はほとんど、日本語化されました。

 

野球では、この用語日本語化の影響や武士道に反するという理由から、ルールの変更も行われました。

 

例えば、「ユニフォームのロゴはすべて漢字」、「バッターは投球を避けてはダメ」、「隠し球の禁止」、「最後まで死力を尽くすために、選手交代は認めない」、「9回表で勝負がついていても、敵を徹底的にやっつけるために9回裏の攻撃もあり」…など

 

ここまで来ると、本当に無茶苦茶ですね。

 

ボディブラでは、仕事やスポーツでストレスを抱えている方にも、施術、ボディケアを行なっていきます。