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北浦和の整体。肩関節の話。

2019/01/09
北浦和の整体。肩関節の話。

肩関節は解剖学的には、肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕骨の関節)、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の関節)、胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)の3つの関節を指します。

 

この中で、狭義の肩関節は肩甲上腕関節になります。

 

肩関節の動きに関して、体のメカニズムをご紹介します。

 

腕を上げるときには、肩関節が動くと同時に肩甲骨も動きます。

 

肩甲骨は背中上部、第2肋骨と第7肋骨の間に左右1対あり、肋骨のカーブに沿うように外側が前方に向いており、腕を上げる回旋方向の可動域は60°あります。

 

その先にある肩甲上腕関節の外転方向の可動域は120°あるので、肩甲骨の可動域と合わせると、180°になり、腕が真上に上がるようになるわけです。

 

そして、この2つの動きは別々に動くのではなく、動く角度の比率は2:1となり、例えば腕の外転運動3°を行なうには、肩甲骨が1°、肩甲上腕関節が2°動くことによって成されます。

 

肩甲骨の外転運動は、肩甲骨の内側の下縁が胸郭上を身体の中心から離れるように前側・外側方向へ滑って移動することを言います。

 

こう考えると、腕を上げ下げする運動は肩甲骨の可動性がとても大事になってきます。

 

野球や水泳などは肩関節の可動性がものをいうスポーツです。肩甲骨の可動域が最大になるようなフォームを身につける必要があると思います。

 

可動域の広い肩関節は、とても不安定な関節でもあります。

 

肩甲上腕関節は、上腕骨の大きな凸状の骨頭が、浅い凹状の関節窩にハマって形成されています。関節窩は上腕骨頭の1/3しか覆っておらず、非常に緩いハマり方をしているため、広い可動性を持ち、肩甲骨の動きと相まって、さらに大きな動きができるようになっています。

 

それだけに肩関節は非常にはずれやすく、外力による脱臼を一度起こすと癖になりやすいのです。

 

この上腕骨頭には、肩甲骨の前側にある烏口突起から烏口上腕じん帯が伸びていて、肘が曲がると、上腕骨は肩甲骨の関節窩に対して後方に回転して、烏口上腕じん帯が伸ばされます。そのじん帯の張力によって、上腕骨が安定した位置に戻ることができます。

 

この上腕骨の屈曲したポジションは、例えば筋力トレーニングで言えば、ロー(ボート漕ぎ)の動作であり、肩関節を安定した位置においてトレーニングができるため、高い負荷をかけるのに適しています。

 

逆に肘が伸びると上腕骨頭は肩甲骨の関節窩より前方に回転して、烏口上腕じん帯が緩み、脱臼しやすい状態になります。

 

日常生活でも尻もちをついたときに後ろに手をつくと脱臼しやすくなります。

 

ボディブラでは、このような症状にも有効な施術、姿勢の改善を行なっていきます。